誰も逆らえない
〈あらすじ〉
京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中……
もう地獄の展開。
人の力が及ばない何かが働いて、義時は生き延びます。
そして、政子も・・・(トウに自害しようとするのを止められる)
歩き巫女は「天命に逆らうな」と唱えて回ります。
逆らうな、いやもう逆らえないでしょ、これ。
のえさん、気の毒でしたね。
のえさんは初めは、義時ちょろくてウケると笑っていて、感じ悪い女だ・・・と思ってたけど、誰にも愛されてなくて、かわいそうになってきました。
おじいちゃんの二階堂行政は、のえを出世のコマにしか考えてなくて、のえもそれはわかってるんだけど、自分は上手くちょいちょいやって、でセレブ!って自信満々。
でもただおじいちゃんにも、北条家のみんなにも愛されたかったのよね。
北条家の仏像再現会に入れなかったし、義時は全く無関心。
義時はのえが「きのこ大好き」って言ったことなんか、とっくに忘れているわ。
のえはきのこはほんとは嫌いだったんだけど、もう義時はそんなことも「どうでもいい」のよね。
なんかそれも気の毒・・・
本当にいろいろ辛い回だったわ。
泰時の眼差しが、義時の若い頃のそれにそっくりなのが驚き。
演者の坂口さんと小栗さんは血縁関係はないのに、こんなに似る?って思っちゃった。
次週、楽しみであります!