いつも「この映画観にいこう!」と公開前に思ってたのに、見逃してしまう事が何回も。
わざわざ出かけるのもね〜と億劫になってしまいます。
今年は億劫がらずに映画を観にいきます♪
で、今回見たのが「風の電話」です。
岩手県大槌町に実在する電話ボックス「風の電話」をモチーフにした映画。
主人公は東日本大震災で家族を失った17歳の女子高生ハル。
ある日、広島で一緒に暮らしている叔母さんが倒れ、不安に押しつぶれそうになったハルは故郷の岩手県大槌町へ向かいます。
その旅の途中にハルはいろんな人と出会います。
数年前に妹さんを自殺で亡くし、広島の豪雨の被害にあった男性。
シングルマザーで子どもを産もうと決意した臨月近い女性とその弟。
震災で家族を亡くした原発で働いていた男性。
お父さんが入国管理局に収監されてずっと会えないでいるトルコ人の家族。
ハルはいろんな人と出会い、ご飯を食べます。
そして途中でくつ下を買ったハルは新しいくつ下にはきかえます。
毎日、ご飯を食べて、新しいくつ下をはく。
人の日常はこんな当たり前の積み重ねからできているんだと気づかされる映画です。
ちなみに西島秀俊さんが出演されていますが、コミカルな役や、ハードなアクションの刑事の役もかっこ良くて、面白くてステキですが、こういう普通の役を演じる西島さんが一番好きかな♪
ぜひ、ご覧になってみてくださいね。
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