俺のオリンピックがみんなのオリンピックになったよ!
〈あらすじ〉
1964年10月10日。念願の東京オリンピック開会式当日。田畑は国立競技場のスタンドに一人、感慨無量で立っていた。そこへ足袋を履いた金栗が現れ、聖火リレーへの未練をにじませる。最終走者の坂井はプレッシャーの大きさに耐えかねていた。ゲートが開き、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々が集まってくる。そのころ志ん生は高座で『富久』を熱演していた──。
終わってしまいましたね。
歴史上の偉大な人物が出てくるドラマではないので、興味を持てない人も多かったでしょうね。
だって、四三さんなんてオリンピックでは惨敗だし、田畑さんもオリンピックの委員会は辞めさせられるし、五りんなんて逃げ出しちゃうし・・・
でも、人生っていうか、歴史ってそういうものですよね。
始まりは嘉納治五郎に抱っこをしてもらうために、会いに行く四三さんとお父さんだったり、女子だって陸上をやりたいと一人もくもくと走っていたシマちゃんだったり、いろいろであるわけです。
そしてその人たちからのバトンは確実に引き継がれてきて、この先もずっと続くわけなんですよね。
大きいことはできないけど、何か自分だってできるんだって大いに勇気をもらえたドラマでした。
なんか、寂しいです。
でも、楽しかった。
美川氏、出てこなかったけど、開会式のスタジアムのどこかで、きっと見てたよね。
ありがとう、「いだてん」!
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